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独り言、またはイラスト等をあげていくブログです。
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目を覚ますと、そこに広がっていたのは庶民的な天井
…いや、前言撤回。

庶民の家の天井にしてはボロすぎる。
雨が降ったら雨漏りし放題、嵐となれば下手したら倒壊しそうだ。

気だるい気持ちを抑えて無理やり身体を叩き起こすと、
どうやら自分は、何処かの部屋のベッドの上に寝かされていたらしかった。
屋根と同じく、継ぎ接ぎだらけのボロの毛布と
力いっぱい殴ったら穴も開けられるんじゃないかと思う頼りないベッド。

そこを中心にぐるり、と部屋の中を見渡してみると
ベッドの周辺には医療機器の類と多種の薬剤たちが無造作に陳列されていた。

「…病院…?」

「そう呼ばれるほど、立派なものではないが。まぁ…診療所というやつか。」

ぽつりと疑問を零すと、意外にも返事が返ってくる。
周りに誰もいないと思っていたものだから驚いて、声のした方に視線を向ける。
アンタ、誰だよ…と視線で訴えたのが伝わったのか
目の前にいた男は人当たりの良い笑みを浮かべると左胸につけていた名札を見せた。


「私の名はヴィシュヴェシス。この小さな小さな診療所の主さ。怪しいものじゃない。
それより、私は君のことが知りたいね。
何て名前で…一体何故この村の外れに行き倒れていたんだい?」

その言葉を聞くや否や、小さな少年はやっと自分の違和感に感づいた。

俺の名前は…? 此処にいる理由は…?


「……わからない。」

「ん…?」

「わからない…覚えてない……。そもそも、俺は…。」


イ ッ タ イ 誰 ナ ノ … ?

 


羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊羊

…というわけで、書き始めてみました。
ヒスイ君のカコバナ(いえー。

一応需要があったので書いてみようかなー、
なんて思って執筆しておりますが需要をくださった方々…ネタバレ聞いたですよね←

こんなんでいいのか…?
と思いつつ始めたものでございますがお付き合いいただけましたら幸いでございます。

ついでに時間軸は、ヒスイ君が記憶をなくして目覚めた頃ですので…。
4年前の10月くらい、ですね。
ヒスイ君がまだ11歳の時のお話しでございます。

どこまで書けるかは微妙ですが…何とか完結はさせたいですー。

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