無題

深い意識の底で見たのは、眩しく笑う幼い子供。
人を信じることを恐れない無邪気な笑顔。
深い意識の底で見た夢は、誰も私を知らない世界。
いつか望んだ、「自分という存在がいない世界」

――幾度も思った、願った、このまま…
まるで最初からそこに存在しなかったかのように、消えてしまえないか…と――

『生死不明だって。　…どうする？』

目覚めることを望まなければ、このまま眠っていられる。
虚しさも、哀しさも感じず、無でいられる。
昔願ったように、
何もなかったように自分自身を消し去ってしまうことだって……

「このままっていうのも…案外魅力的かもしれないね…。」

ここで眠っていれば、生きていくことの虚しさを感じずに済む
無くした記憶の断片を見続け、悪夢にうなされることもない。

だけど…、

「戻るよ、俺は。」
『…、意外だな。君なら現状維持を望むかと思ったのに。』


それを望んでしまえばどれだけ楽なことだろう…。


「俺も驚いてる。でも、早く戻らないと怒られそうだから。」

自分を大切にしろ、と言ってくれた人たちをまだ裏切りたくないから。
自分のことは信じられなくとも、その人たちの言葉は信じたいから。

…大切に、したいんだ。

この色⇒及
この色⇒ヒスイ君

って感じの心の葛藤がもんもん繰り広げられていたようですが、
何とか無事にスピード帰還しました。ヒスイ君、おかえりなさいー。

……背後、私が生死不明から回復したのって、いつでしたっけー？

…んと、背後が半休いただいた日の翌日ですから…
帰還したのは木曜日の深夜ですね。

明らかに、言うの遅すぎると思うんですけど―。
戻った瞬間に焔の盗賊さんで開かれていた益荒男会行ってきましたしー。

そんな1日14時間もお家をあけてる背後に言わないでください、よ…。
確かに日がたつごとに…、ちょっと思ってはいたのですが…。
結果的に問題なく帰ってこれたので無問題ってことで……。

…まぁ、それでいいですー。
何とか、サーカスメンバーにはバレていないようですしー。

……焔の盗賊メンバーさんにはガッツリ生死不明になったのバレてましたけど、ね…。
しかし、ひょろくても流石魔獣戦士…、復帰早かったですね。

ひょろかろうが何だろうが一応魔獣戦士ですからねー。
特に理由はなくともサヴァイバリティ活性化していて助かりました―。

あれのおかげでほぼ1日の療養で帰ってこれたんだものね…。
普通に4日間療養が必要だったら、バレたら怖い方々にバレていたかもしれな、い（ガタガタ
とりあえず「後でバレたって回復した後ならお説教もお仕置きのしようもあるまい！（ふふんっ」
とか開き直って即日行動してもらってよかった、です、たぶん。

もう此処にこれだけオープンに記載している時点でバレていそうな気もしますけどー。
まぁ、生死不明と赤で書かれたステシを直接発見されるよりは被害は少なそうですよねー。

うん…ふはぁ…。本当に今回それでハラハラしました…。
ヒスイ君、もうしばらくは生死不明ならないでくださいね…。

私だってなりたくてなっているわけではないので
保証はできませんけど、善処くらいはさせていただきますー。

 

……この後も、お説教などはないと信じてます…っ