Ghost Writer...

所詮僕らは、誰かの描いたシナリオ通りに演じるだけの従順なアクター
顔で笑って　心で泣いて　繰り返すうちに本音すら見失う...

 

sing by BIGMAMA　『Ghost Writer』

 

元々、中身なんて空っぽで存在しないも同然。
自分の名前、年齢、生年月日、全てが不確定で誤りかもしれない。

そんな『空虚』の自分を愛せるはずもなくて…。

『空虚』だからこそ、操り人形のように、マネキンように
ただ望まれるままに、それに従った。

少しでも、人間に近づきたくて…。
演じるだけの人形だとしてもそれを積み重ねれば、近づけるかもしれない。

けれど、顔で笑っても、心は泣いていた。
本物ではない虚しさに苛まれていく…。

そして、無情に自分は人形だと…
どれだけ演じようと近づけるわけはないと突きつけた。

次第に、それが当然になって…
虚しさなんて感じないほどにそれは当り前になった。

もう、偽ることを厭うことはしない
あなたの望むままに、従順に、演じましょう―――――。

 

『私』はマネキン 『私』は操り人形…。

今更ながらBIGMAMAさんの新曲の一部分にフィーバーしております。
元々は幽霊作家さんと幽霊俳優さんの歌詞…？ですので
全体的に見ると何だか違うのですが、サビの1フレーズだけが妙にしっくり。。。

波風立てたくないし、嫌われた時が面倒そうだから
相手の望むままに演じて、上辺では望まれるままに優しく笑おう…
そうすれば、必要以上に干渉もされない。

とか考えていた時期も長くあったようです。